中学受験・高校受験・内部進学の為の個別指導塾(小学生・中学生対象)吉祥寺・練馬・笹塚から中野駅行バス運行

中野数学舎

小学生(小4~小6)中学生(中1~中3)

教 室

 塾生のみなさんには、教室がとても狭くて小さいと感じられるかもしれません。

 狭い教室ですが、一生懸命に教えます

 

 ピタゴラスの定理で有名なピタゴラス一派は、密教的集団でした。彼らは狭い洞穴に閉じこもって、沢山の研究をしていました。彼らには厳しい掟がありました。それは彼らが洞穴の中で見出した数々の発見は、決して一派の外に漏らしてはならないという掟でした。

 実際、秘密を漏らして処刑された者がいたのですから、その掟は冗談ではなく本当に厳守されるべき掟だったようです。密教集団は自分たち以外の世界を悪と見なす傾向にありますから、そういった掟が生まれたのも仕方のないことだったのでしょう。

 やがてピタゴラス一派が衰退し、残骸のように残された遺物の中には世の中を驚かす沢山の発見がの残されいたそうです。敵の姿が見えない洞穴で、自分達の見出したものがどれだけ価値のあるものごとかを知らずに、淡々と研究を続けた密教者たち。

 何だか感慨深いものがありませんか。本当の天才とは、きっとそういう人たちなのでしょうね

 よく、馬鹿な自惚れ屋さんを「世の中を知らない井の中の蛙」などと言ったりしますが、ピタゴラス一派はこの逆だったわけですね。世の中の見えない敵はもっとすごいことをやっているに違いないと、必死で頭を使い続け、寝ても覚めても繰り返し繰り返し、沢山の研究をし続けたのです。

 世界を見回してみると、結局人間たちは同じようなことをしていますよね。ミサイルの開発を誇示する北朝鮮。そこまで大きな話をしなくても、たとえばうまいカップラーメンを開発するプロジェクトチームなんていうのも、いつ凄い新製品を出してくるかもわからない見えない敵と戦いながら、日々商品開発を続けているのでしょう。

 ボクサーなんかも、そうじゃないでしょうか。いや、スポーツ選手はみんなそうかもしれません。強くなって現れるライバル、新しく彗星のごとく登場する新人。そういった目に見えない敵に背中を押されながら、死に物狂いで努力し続ける・・・。強い人は強い人なりに、頭の良い人は頭の良い人なりに、必死で何かと闘っているものなんですね。

 ピタゴラス一派が最後に触れた外の世界は、彼らの目にどう映ったのでしょうか。きっと拍子抜けするほど腑抜けな世界に映ったのでしょうね。でも、先程もいったように天才と呼ばれる人たち、世界のナンバーワンになるような人達は、みんな同じようなことを感じているのかもしれません。

 どうせなら外の世界に出て闘った時に負けるのではなく、拍子抜けする位にあっさりと勝利したいものです。

 私はいつも「うちの子が負けてたまるか」という気持ちで受験生を教えてきました。受験生がどう考えていたか、もっとクールに大人な視点でものを見ていたかもしれません。でも、私は彼らの努力と私のプライドの為に「井の中の蛙」ではなく「ピタゴラス一派」にならなくてはならなかったのです。

 そうして私たちは数々の奇跡的勝利をいつもいつもおさめてきました。しかし、頑張ったのは、頭を使ったのは塾生自身です。

 「先生がきっかけをくれた」と卒塾してから何年か経って私を訪ねてきた何人かの生徒に、そんな言葉をもらったことがあります。そう、私たちが出来ることは合格への指導によって、その先の塾生の人生に、ほんの小さなきっかけを与えることくらいなのです。

 塾生にとって合格とは、ただの小さな通過点でしかないのです。でも、私はそこに命懸けで注進しています。

 この文章の結末は、私と一緒に、このちっぽけな教室で、ピタゴラス一派になってみませんか。というような、何となく気取ったオチにしたかったのですが、やはりすべってしまったようですね。

 

 小さな教室ですから、何の気兼ねもなく、何も心配しないで来て下さい。

 心の扉を開けてお待ちしています。

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